SQ通過後には、2つのブックに登録されているRSSの数式を1カ月分、前送りする作業をしなくてはなりません。
楽天証券ではSQ当日の朝に新規上場銘柄がOP表に表示されることがあるので、作業はそれ以降にすることをお勧めします。
以下、具体的なやり方です。 ※以下の作業は多少手間を要するため、限月更新をより簡単にするためのエクセルシート「楽天RSS.xlsm」をMさんが作ってくださいました。
そちらを使って作業をしたい方は、本記事の末尾の【楽天RSS.xlsmを使った限月更新方法】をご覧ください。 ――――――――――――――――――――――――――――――――
1)マケスピと楽天RSSを立ち上げます。
2)OPlist2.xlsを立ち上げ、OP価格の表示法を選びます。 X列以降の10行目以下にある「中値」「現在値1」「現在値2」の3つの表示法(おのおのの説明はY列以降に書いてあります)の中から自分の希望のものを1つ選び、そのセルをコピーして(たとえば、中値ならX11)、X5にはりつけます。
たとえば、赤枠内のセルをコピーして
矢印の箇所にはりつける
3)「コード変換」ボタンを押すとコードの変換が始まります。
4)変換が終わったら、AOTEN.xlsを立ち上げ、「OP表」シートのA8あたりにある「限月ロール」のボタンを押します。 これでまず、OP価格表の銘柄が1カ月分、前送りされるはずです。
[一番最初にシートを使うさいに限っては、上記の作業は不要です]
5)「設定」シートを開き、「限月」を設定する箇所に、追加する1カ月分(初回に限っては3カ月分)を入力します。 具体的には、E10に新たに追加する限月名を、E11にその銘柄のSQ日(各自で調べてください)を、E12に売買最終日を入力します。
もし、その下の残存日数の表示がおかしかったら、「2011/1/14」のように年から入れていってください。
6)OPlist2.xlsに戻り、新たに追加された限月のコールの「行使価格」と「価格」のセルを範囲選択してコピーします。
つぎに、AOTEN.xlsの「OP表」シートの該当箇所(新たに追加された限月のコールの「行使価格」の最初のセル)に行き、右クリックして「形式を選択して貼り付け」→「数式」を選び、はりつけます。 プットでも同様の作業をします。
赤枠内のセルを範囲指定してコピーし
赤枠内にはりつける 作業が終了したら、「OP表」シートと証券会社のOP表を照らし合わせ、銘柄や価格が適切に登録されているかどうか確認してください。
7)出来高でも同じ作業をします。OPlist2.xlsのT列のセルを範囲指定してコピーし、AOTEN.xlsの「OP表」シートのK列に、 右クリック→「形式を選択して貼り付け」→「数式」ではりつけます。
赤枠内のセルを範囲指定してコピーし
赤枠内にはりつける
8)AOTENsim.xlsでもまったく同じ作業をすれば、すべて終了です(こちらは出来高の項目はありません)。
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【楽天RSS.xlsmを使った限月更新方法】
※最初に注意。この方法はSQ前日の木曜夜など、楽天RSSに古い限月の銘柄が残っているときは使えません。期近の限月とRSSの手前の限月が一致しているときにやってください。
また、出来高は更新されません。出来高も正しく表示させたければ、オリジナルの方法を用いてください。
1)マケスピと楽天RSSを立ち上げます。
2)AOTEN.xlsを立ち上げ、「OP表」シートのA8あたりにある「限月ロール」のボタンを押します。 これでまず、OP価格表の銘柄が1カ月分、前送りされるはずです。 [一番最初にシートを使うさいに限っては、上記の作業は不要です]
3)「設定」シートを開き、「限月」を設定する箇所に、追加する1カ月分(初回に限っては3カ月分)を入力します。 具体的には、E10に新たに追加する限月名を、E11にその銘柄のSQ日(各自で調べてください)を、E12に売買最終日を入力します。 もし、その下の残存日数の表示がおかしかったら、「2011/1/14」のように年から入れていってください。
4)楽天RSS.xlsm立ち上げ、V2のセルに青天シートの正確なファイル名を入力します(たとえば「AOTEN2.3.xls」)。
5)OP価格の表示法を選びます。 X列以降の10行目以下にある「中値」「現在値1」「現在値2」の3つの表示法(おのおのの説明はY列以降に書いてあります)の中から自分の希望のものを1つ選び、
そのセルをコピーして(たとえば、中値ならX11)、X5にはりつけます。
6)「コード変換」ボタンを押すとコードの変換と青天シートへの数式の貼り付けが自動で行われます。 終了後は念のため、青天シートの「OP表」シートを見て、価格が適切に表示されているか確認してください。