青天井メーリングリストの一部紹介2

青天井の活動に興味を持ってくださる方が少なくないため、ご参考になればと思い、最近のメーリングリストから抽出した内容をこちらに掲載します(時系列は意図的にバラバラにしてあります)。メンバーが普段どんなやり取りをしているのか知る一助になれば幸いです。
入会をご希望の方は、まず研究会を見学し、それからお決めになってください(見学はお問い合わせ経由でお申込みください)。

ようやくVIXを建てられました。NT倍率、仮想通貨、商品先物、アルゴリズムで淡々と。仕事に育児に忙殺されて発狂しそうですが、最期の闘いに勝利するまではFixed Incomeを手放し難く。。

豪銀行株は配当が高いので、権利日前になると(ユーロピアンタイプのOPに慣れた人にとっては)変な現象が起きます。たとえば、合成現物の価格が配当落ち後の価格より明らかに高かったり(添付ファイル参照)。理由はなぜなのか? 興味がある人は月曜から今朝までの青天チャットを読んでください

米国VIは買いが増えてきました。日経のプット売りで損失を補填できたらと考えてます。○○さんの出世魚理論を真似て、このままvixが下がれば米国ブルETF(uvxy)の買いも少しづつ追加する予定です。

①は円高になるとマイナス、③はダウ:日経=1:1だと円高でプラスなので、①と③のポジを調整してうまくFxニュートラルにしてみた(つもり)。Fxでカバーするよりもコストも安く、証拠金も低くなりそう。

ついに天空の弓もどきが本領発揮し出した。ポジションを少しvix negative寄りにし、天空の弓もどきを低空の弓に変更。ここからvixあがれば更にvix negativeにしていく予定。VIX師匠に非常感謝です。

昨日8P213+を425円で決済し、8P206を買ってP側は受取先行型にしました。C側も月曜日の高かったときに先端の買い玉だったC216の売り決済注文出してたんですが、約定一歩手前で反落してしまい今のところ受取りに失敗してます(来週の反発に期待)。

米個別株オプションのポジション:19-12-20 Pロンバタ DAI/19-12-20 P裸売り RB/20-01-17 AAL AZO BA CBOE CME D DPZ EIX EL GPC GRMN GWW HCA HDS IBKR ICE KMB LLY LNG MRK MSFT NCLH NEE NRG PGR PSA PYPL RSX SEAS TMUS TUR ULTA VZ WELL/20-01-17 Pレシオ CBS CI KEY PRU SPG STI XME/20-01-17 Pロンコン崩れ IP/20-01-17 Pロンバタ CMA DWDP LYB PCG/21-01-15 AFL CBOE CCI CL CME COF DUK EIX EXC IBKR ICE LLY MRK TMUS UNH

VIXの世界においては、そこかしこに儲かる箇所がいくらでもあるので、私の裁定組み合わせ分析のエクセルシートも100種類を超えてきてしまった。毎日、全部の組み合わせをチェックするのはなかなかしんどい物があるが、そこに宝箱があるから、儲かるなら根気強く見るより仕方がない。

最初の2つはバイオですね。バイオ株や製薬株はとつぜん材料が出るんで怖いですよ。AMGNはともかく、CELGはチャート怖くないですか? 正直、自分ならこれはオプションは売りたくないな。オプションの売りではギャップがあるような銘柄はまっさきに避けたいです。

下記の方は、発表内容が青天の基準を満たしていないとの判断から退会とさせていただきました。厳しい措置ではありますが、青天は仲良く投資の勉強をしていきましょうという会ではなく、各自が儲けの種となるようなトレードのアイデアや手法を持ち寄る場所です。そのためには、この会のメンバーになら自分の投資手法や研究成果をさらしても良いと思ってもらえるようなレベルを維持していく必要があります。基準を下回る発表や手抜きの発表が続くと、能力のある人が意欲を失ってしまい、ひいては会自体の存続が危ぶまれる自体になりかねないと考えておりますのでご理解ください。

『週刊SPA』の記事に関して、こんなにも幼稚で浅く、VIXの上っ面をなめただけの記事に特に私がなにか言うことも無いので、ずっと静観していた。そもそものリスク管理ができておらず、記事の内容には事実誤認と嘘八百の羅列が甚だしい。この記事の中にある間違いを最低3つ見つけなさいというクイズを出したいくらいである。私の愛するVIXは錬金術の世界を具現化した収益エネルギーの塊であり、多種多様な収益を上げる方法論があるのだが、『VIXの売り』のみでしか収益をあげられない方々はVIXの持つ潜在能力の10%も活用できておらず、表層だけを理解して、VIXをわかった気になっている。つまり『VIXの売り』でしか収益をあげる方法を語れない人々は自身で私はVIXトレーダーとしての『初心者、まだまだ初級者』ですと自分で述べているに等しく、VIXの深遠なる世界の入り口を行く宛もなくうろうろしているだけの存在に過ぎず、もはやこんな人々を相手にしているだけ馬鹿げた時間の無駄と考えている。

以前からずっと気になっていた個別株の決算プレイですが、ちょうど気になっていた情報が書かれている論文を見つけました。決算前はロングストラドルが、決算後はショートストラドルが有利らしいです。特にHVとIVの乖離が大きいほどそれは顕著になると。人間は喉元過ぎれば熱さを忘れ、羹に懲りて膾を吹くみたいです笑。このへん他にも応用が利きそうで興味深いです。

驚いたのが月曜。カバコをやっている豪メガバンクが軒並み+8%前後の上げとは! 総選挙で与党が勝ち、政策が現状維持されるのが好感されたようだ。カバコのコールはすべてインとなり、今週木曜のSQには利確で終了するかコールをロールオーバーするかになりそう。言いたいことはいろいろあるので、研究会で語らせてもらいます。

NTトレードは非常に単純なアルゴリズムを作ってみた。年に10%×レバレッジ、がとれるものと皮算用。証拠金がほとんど掛からないのでレバレッジ100倍かけられるのがポイント。

先週末にトルコの地方選挙の絡みで、リラのオーバーナイトの金利が急騰し、買い側のスワップが業者によっては瞬間的に10倍近くになりました。売り側は10%くらいの変動だったので、良いボーナスになりました。ただ、その後、売りと買いのスワップが逆ザヤになったので、ポジションを解消して、別のペアに移行したのですが、リラ円ほどサヤが取れません…

米国株の頭打ちを見越して、お遊びの範囲でSVXYを売ってみたが、SVXYが上昇するに合わせて、ナンピンで売り上がり、下落したら買い戻すという、スイングトレードのようなことをこのところ繰り返していて、結構面白いように儲かる。あくまで趣味的なお遊びでの話ではあるが、SVXY高値圏でのスイングトレードは有りかもしれない。

LEAPSは、20年物では、強い株(KEY、EIX)のヘッジを外して裸売りにした。STIは売り増しして、レシオ+裸売りの形にした。21年物はEXC、DUK、UNHを新規で建てた(今年も建てるのが早すぎる……)。シルバーのレシオは週の初めに手仕舞い。持続していれば利益が2~3倍になったが、そんなものは絵に描いた餅にすぎないとようやく納得できるようになった(でも悔しい)。週の後半にはさっそく翌月物を両サイドで建てた。

銘柄ごとに過去の営業日と終値の変動からパーセンタイル値を取って安全圏を定め、最大利益が最大損失の10%を最低ラインとしてプット売り。権利行使日は1週間~1月程度で見てます。ただし、決算などのイベントが控えている銘柄は除いています。この基準だと、その銘柄が過去と比較して高IVにあるものだけ売れることになります。一律、最大損失も証拠金も固定して資金管理を楽にしてます。

久しぶりに荒れ相場になりましたね。最初の盛りでカバコ代わりにキヂカcを売り乗せて、その後は、キヂカpの買いを回転させたりしていました。米中貿易戦争で、今後もちょくちょく急落に備えないといけないのかもですね。

皆さんマイルの話って興味ありますかね? ここは海外と縁が深い方が多そうですので、詳しい方多そうですが、来月知り合い向けにマイルセミナーやるのですが、もし皆さん興味があって、話しても良いのであれば、レジュメがありますので、青天井で発表できます。これらの情報にも結構私財を投じているので、ネットの情報をただ纏めただけではないプラスアルファはあると思います。

商品先物、デリバティブ、株式:自動売買化。ざっと、作り込んでみました。仕組みとしてはブラウザをひたすらたたくものですが、pythonのライブラリを使えばそれなりに早く処理ができそう(もちろん仮想通貨のapiには大きく劣りますが)。ほぼリアルタイムでポジション、損益、いろいろなリスク特性へのエクスポージャーを確認できるようにしてみました。

先日の研究会で発表したように、米株は長いときで4年半(2003~2007年)、暴落がない期間がありました。1年程度、凪の期間ならちょくちょくあります。この間、VIX系商品の買い下がりをやっていたら、大変な損失を抱えていたことでしょう。

VIX吹き上がりに伴い、一旦、天空の弓もどきを解除し、低空の弓(微妙にvix positive)にしました。10日に関税が上がるかどうかが、短期的な焦点となっているようなので、今日明日あたり、相場が落ち着いたあたりで、再度、天空の弓もどきに回帰し、顛末を見届けたいと思います。

VIXの上昇を期待して、ポジションを取り始めてから、4ヶ月も待たされたが、ようやく報われた。天空へと無数の矢は舞い上がり、敵軍に降り注ぎ、敵軍を見事に殲滅(三国志風の表現)、大きな勝利を収めることが出来た。

金曜夜は急落しましたね。キヂカで、少し売り多めのcレシオを組み、一晩限定予定のショートストラングルも乗せて、更なる意外暴落対策でファーを使ったベアシンセも保険で組みました。トランプ在任中は、トランプ発言で右往左往する相場が続くのでしょうか。明日は忙しくなりそうです。

米株は今週も史上最高値を更新。おいてかれて困っている人が世界中にいることでしょう。この先に起こるであろう景気後退に向けてなぜ株が上がっていくのか、そこに相場を読み解くためのいくつかの鍵がある。

毎週27日先のオプションを立ててます。常に満期が違うポジションセットを4つ持っている感じです。金曜に満期になるポジションだけ紙くずリスクを避けてあのタイミングで一部決済しました。プットはデルタ0.8くらい(もしくはプレミアム5くらい)、コールはデルタ0.1-0.2くらい(もしくはプレミアム0.1-0.3)、枚数は1:5~10くらい(この辺は戦略の目的による、最初はチャリンチャリンを目的に1:5くらいにしていたが思ったよりプットの利益が出来てきたのでその利益分ロールの際にコールに積みましていった)。損失は限定的で比率の調整でボラドロップもヘッジも狙えます。

市場アノマリーに関するネタを漁っていると、Buy&Hold、Open買Close売り、Close買い翌Open売りの比較や分析がよく出て来ます。株価は寝ている間に成長するというヤツです。手数料等を考慮しても異様に成績がよく、何か実現困難な障害があるのではと気になっています。有名な話なのでご存じの方もいらっしゃると思いますが、このへんどなたか検証されたことはありますか?

VXXは1銘柄しかない(分散ができない)、大ざっぱに言えばS&Pと連動する(β値高すぎ)、リスクを落とすことができない(ヘッジができない)、納得できる玉操作が見つからなかった、なんだかんだで歴史の浅い商品は信用しきれない(XIV早期償還の悲劇)、といったところが理由でした。○○式LEAPSでは、これらの問題点がすべて解消されているため、LEAPS一本に絞ることにしました。

コールは寄せて、プットは遠ざける。そして幅の小さめバックを投入。このくらい動いてくれると、やりがいがあってよいかなと(笑)。

VIXの跳ねに備え、○○さんからインスピレーションを頂き、天空の弓もどきを試験的に開始。あくまで、もどきなので、本家のようにvixが長期間低迷したままでも、利益になるということはありません。かなり旧式の弓です。笑 まずは長期間放置でも損が少なく、跳ねた時に十分な利益が出れば合格としたいと思います。

もっとひきつけて波動砲となれば爆益だったのですが、小利にとどまっております。ただ今から積増し余地が十分あるので楽しみです。出世魚のやり方は、安心して買い増しができるのでノンストレスでいいですね。

先駆者のお話を伺う限り、VIXを触る人はみんな似た流れをたどってる気がします。最初にVIXショートの利回りに惹かれ、ドローダウン対策に明け暮れ、その難しさから資金管理に行き着き、売りから買いへとシフトし、買いコストを売りで賄う方向へ。

予定通り、IVが上がったので、買い増していく予定です。恐るべしトランプ砲。FRBより、強力だ。ちなみに今までのトランプ砲は、買いサインでしたが、果たして今回は・・・

この手の検証は簡単なので、たいていの人が何度もやったことでしょう。組み合わせは無限といっていいくらいにあるので、偶然、一定期間だけ有効な組み合わせを「発見してしまう」ことはよくあるでしょうね。フリーランチが見つかったと喜んで、いざ実弾を投入してみると儲からない、というのが話のオチになります。より重要なのは過去データの検証結果でなく、その数字の背後にある根拠でしょう。根拠が納得いくものであれば、検証結果も信頼がおけ、ひいては実際に有効かもしれません。

ペアトレードの組み合わせをいくつか。これまでアナログにやってましたが、コードを書いてスクリーニングしやすくしました。銘柄の組み合わせ、比率、乖離度、チャートなんかが自動で出せるようになったので、それに合わせて銘柄も分散させてみたところです。探せばいろいろ出てくるもんですね。

短期だろうが長期だろうが、銘柄選択もトレードのタイミングも、メインの判断材料はチャートです。チャート的に自分の基準を満たしてはじめて、つぎの段階(なんの会社なのか調べたり、オプション価格を確認したり)へと進みます。画商が新人の絵をかたっぱしから眺めて、ピンときた作品で足を止め、そこで初めてじっくり調べるような感じかな。詳細を書くのは大変なので、興味があれば個別でスカイプで声をかけてください。長くなるのを覚悟して(笑)。

VIXの期先はほぼ下げ止まった状態が続いており、天空の弓もどきを追加。FAZ、TZA等の裁定は、週足・日足ベースでタイミングは良さそうに思い、ENTRY。

“週刊SPA!の9月17・24日合併号でVIXでの稼ぎ方が載っていました。VIXも有名になってきたものですね。青天井も「オプション・VIX & トレード研究会」とでもすれば、問い合わせが増えるかも(笑) 。
――「資金管理さえ徹底すれば、かなりの勝率で稼げる」「いつかはリーマンショック級の急騰が来るでしょう。それまでに利益を出しておいて」「複利での運用は厳禁です」。VIXの売りなんて、これだけわかっていればいいのでは。青天に入る必要もないでしょう(笑)。”

今週はレンジ内の小動きを予想して、受取先行型の追い込み漁を採用しました。明日のSQ決済で想定される最大支払額の2.5倍程度を本日までのトレードで受取済です。

今までなるべく鞘の移動平均が一定なものを探していましたが、実はトレンド(特に銘柄固有の)があってもいいのではないかと気づきました。移動平均が上昇する傾向があるなら、鞘が下に開いた時だけ拾えばいいので。この辺あれこれ検討中です。

本業も調子よく資産額は過去最高を更新しました。橘玲さんがいうように日本で金持ちになるのは簡単だと改めて思います。日本の仕組みは本当に歪んでいますから。大金持ちになるには、また別の要素が必要なんでしょうが。

VIXの下落のスピードよりも、ヨーロッパ側のV2TXの下落のスピードのほうがより速いことを注視している。ギリシャショックでヨーロッパが混乱して揺れていた2010年~2013年頃の時代には、VIXがいくら下がろうとも、V2TXは高止まりして、なかなか下げてこなかったので、浅はかにV2TX売りーVIX買いの裁定を仕掛けて、ポジションが又裂きの憂き目に会い、損切りを余儀なくされた『苦い記憶』とは、隔世の感がある。

太陽光だけでいっぱいいっぱいで他のことが何もできていません。明後日11、12基目の金商を行います。仕込んでいた土地のブローカーがとんずらしたり、一週間色々有りました。先端設備の認定を2自治体で行いますので、困っている方は相談してください。今年中に20基目指して頑張ります。

ポジション報告としては、 特に変わらず、引き続き、『裁定組み合わせ』は各種保持しており、利益が出た組み合わせを決済して、また別な銘柄で建てるの繰り返し。依然として、VIX系ETF売りのポジション中程度と『天空への弓 ニューバージョン』を中程度に保持している。まあ緩やかなVIXの減少と裁定取引でも充分な収益は取れるんだけど、ワクワク感が欠如している昨今。何度も書いている通り、長らくVIXの跳ね上がり待ちなので、まだ跳ねないなあ、と待ちくたびれて、退屈な状態。

新たなスプレッドを仕掛けなおしました。SPYはプレミアム受取のバックでTLTはクレジットです。SPY、TLTともにIVの増加に伴いオプション価格が上昇しているが、SPYのアウトの価格はニアと比較して同程度の上昇率であり、受取プレミアムを多くかなりいいポジションが組めました。

以前SPYロングとVXXショートのシャープレシオを出したことがあります。値動きもボラティリティもまったく異なるのにリターンとリスクの比はほとんど同じでした。よくできてるもんです笑

はじめまして。先日、見学させていただき今回参加させていただくことになりました。証券会社出身者で、中10年ほどは個別株の自己裁量ディーラーをやってました。インサイダーの関係上、なかなか自己資金の運用をさせてもらえなかったので昨年 思い切って専業になりました。現在は日本株式はもちろんのこと、米国のオプションをVIX中心に手掛けています。

2011年~2012年の当時には、ギリシャショックでのVIXの乱高下に、散々にひどいめにあったけれど、色々な学びを得ることができた、他に代えがたい経験でもあり、もしもいま現在、あのような上に下にの相場状況が再現されるなら、いまの私ならば、儲かって儲かって、笑いが止まらない状態に出来るんだよなあ。

以前○○さんがSPYとTLTの動的ポートフォリオを発表されていましたが、複数銘柄組み合わせて分散を小さくするポートフォリオ理論は、まさに複利の問題点を改善するために生まれた発想なんだと思います。最大ドローダウンに着目したカルマーレシオもまさにそれですよね。

VIXは週間SPAの記事を見て、閉じることにしました。この10年、非常にVIXトレードがやりやすい環境が続きました。クリックCFDでも原油のストップロスは機能しませんでした。おそらくVIXも同様かと思います。VIXの値が飛んだときに元本以上の損失がでることもありえます。その際に複利の概念は通用しないかと。再度VIXが大混乱したときに生じる最期の闘いで勝利することをモチベーションとしております。

以前検証した時は、米国VIブルETF(ギアリング銘柄)は、IVが連騰した時にはオプションで言うガンマプラスの様な効果があるのですが、上昇一発目のピークを捉えて利確できないと、IVの変動があると米国VIより減価が激しくて、難しかった気がします。

むかついたのは豪ドル。下げいっぱいと思えるところでプットを売り、順調に含み益になっていたのに、数時間後にトランプツイートがでて一段高してしまった。もうひとつはPFE。両限月(20年物と21年物)を建てているところに暴落を食らった。1つなら余裕なのだが、2つだと期近は対処せざるをえない。研究会で発表したダメなパターンにみずからはまってしまった。

米国VIに225オプションで調整を加え次のようなポジションを作ってます。コンタンゴであればvix売りとコール売りのペア等を作り、バックワーデーションであればvix買いとプット売りを追加するといった具合です。またポジションで売り買いの量がアンバランスになったときなどに上記225オプションを仕掛けてリバランスできるようにしています。

この考え方はもともとはナンピンの発想から思いついたアイデアなのだけど、この方法論の有意義な活用法は、これらを大小のパズルのように組み合わせることで、取引単位のバランスを、こと細かに調整できることです。これは以前にも研究会で話したとおり、VIXの世界は相似形だから、組み合わせや置き換えが有効に機能するし、いま現在は私の主戦場は裁定取引であり、VIXの売りや買いだけの単一方向のポジションは遊びでしか持たないので、このVIXの現行水準の高低に伴って、都度都度、売り玉と買い玉の調整を行う裁定取引において、売りと買いの絶妙なバランスを保つことにおいては、この『出世魚理論』の考え方はバランス保持にとても有効に役立っているのです。

 

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