東証でかぶオプについて話をしました

 取引が伸び悩んでいるかぶオプ(個別株オプション)について、東証まで出向いて意見を言うことはできないかとIB証券の方から依頼され、青天井でお受けすることにしました。

 5/7(月)の19時から1時間あまり、東証の会議室で社員の方々と向かい合って座りながら、まずかぶオプについて全体的な説明を受け、その後は青天井の5人でかぶオプ普及のためのアイデアをしゃべらせてもらいました。
 具体的には、売り買いの気配差を狭める、証拠金をより効率よく使えるようにする、カバコやターゲットバイイングといった低リスクな手法の認知度を上げる、個人トレーダーへの効果の高い宣伝方法を試みる、IVのランキングや時系列データを提供する、などの提言をしました。

 個別株オプションは世界各国で盛んであり、市場規模が小さいのに日本をはるかにしのぐ取扱高を示している国はいくつもあります。日本は個別株オプションの潜在的な需要が十分に(ほぼまったく?)掘り起こされてないと言えるわけで、将来の拡大余地はきわめて大きいと考えられます。
 われわれ個人トレーダーとしても、かぶオプが盛んになればトレードチャンスが広がるというもの。東証の今後のかぶオプ拡充策に期待しています。〔PO〕

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