第14回 定例研究会

2012/6/16(土)12:00-17:00 八重洲(ルノアール貸会議室プラザ)。
参加者23人(うち話者10人)+見学者7人。
終了後に飲み会。

 【内容】

①甘カレの基本(APM)
 カレンダー系戦略、特に甘カレの基本と気をつけるべき点について。
②リスク管理手法とトレードスタイル(TAR)
 自己流のツールを利用したオプションリスク管理とトレードスタイルの発表。
③移動平均乖離率とHVの関係性(YMA)
 移動平均からの乖離率とHVの相関関係を分析し、IVの予測可能性を検証。
④225先物価格の上下動の特徴(BAN)
 中期的に見たとき、先物の上下動の幅には特徴と限界があることがわかった。
⑤ポジティブガンマ戦略・基本編(KKC)
 低ボラ時における低リスク買い戦略の紹介と、有効的な仕掛け・手仕舞の事例。
⑥今までのトレード歴とオプション戦略(BOL)
 225オプションの自分のトレード戦略の変遷と考え方、非常時の実体験など。
⑦バイノミナルモデル(UME)
 オプションのプライシングに対する考え方と、バイノミナルモデルによるオプションプライス算出の数式について。
⑧株のシストレでの資金管理(IRU)
 売買ルールが同じでも、銘柄分散や資金管理のやり方によって成績が変化することを示した。
⑨ブレイクアウトコンセプトの優位性とその持続性の検証(BTR)
 ブレイクアウトパラメータとホールド期間の組み合わせを検証し、結果について説明。
⑩変則カレンダーの総括(PO)
 変則カレンダーの損益に与える要因を洗い出し、さまざまな条件のもとでのパフォーマンスの相違をシミュレーション結果により例示。

 【コメント】

 話者が10人と多く、かつオプション以外の内容が半分ほどであり、良くいえばバラエティに富んでいたが、悪くいえば質にややばらつきがあったかもしれない。次回はもうすこしオプションの戦略の話を増やし、いっそう内容を充実していければと思う。
 見学者は7人と過去最高の人数であり、青天井にたいする注目度がいっそう高まっているのを感じる。見学してよかった、このグループに参加したいという思いを抱いて帰宅していただけるよう、今後とも力を尽くしていきたい。〔PO〕

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