Category Archives: 活動履歴

第25回定例研究会

2015/4/11(土)12:00-18:00 @東京駅
参加者21人(うち話者5人、見学者4人)。
終了後に飲み会。

【内容】
・自己紹介を兼ねた近況報告(PO)
 オーストラリアから一時帰国し2年ぶりの研究会参加のため、自己紹介を兼ねた近況報告。
 移住の意図とビザ取得のプロセス、オーストラリアでの生活、トレーダーとしての心境の変化などを語った。

・マーケットシナリオ(NKG)
 SQまでを見据えたマーケット戦略のポジション実例とその考え方

・日経VI-225オプションアービトラージ(MNA)
 VI先物とあるべきVIには解離が頻繁に発生しており、その歪みを裁定する方法を示した。

・カバードコールの研究(OKZ)
 日経225オプションにおけるカバードコールについて検証してみた。
 個別株との組み合わせによるカバードコールについて検証し、その可能性を示した。

・オプションとトレード全般に関するパラダイムシフト(PO)
 グリークスに頼らないオプションポジションの構築法、225オプションと米株ウィークリーオプションにおけるP式レシオの使い方と成績、海外市場における各種金融商品のトレード方法について詳説。
 放置しながら安定した収益を上げ続けるための新たなパラダイムを提示した。

【コメント】
前管理人のPOさんの来日に合わせ、3月開催の定例を4月に変更して行った。
内容的にも、POさんが一人で沢山の研究を発表をしてくださり、いつもの定例研究会とは若干違う形で行われた。
2年振りの来日だったのだが、その間にため込んだ実践的な研究成果を惜しげもなく披露し、青天メンバーはこうあるべきだという姿を率先して示してくださった。
また、MNAさんも3回連続での発表を引き受けてくださった。
高度な内容のため、理解しきれていない参加者もいたかもしれないが、高頻度であのレベルの研究を披露してくださることは、他の参加者にとっても大変刺激になったのではないか。
終了後は、POさんを囲んだ飲み会で盛り上がる。
(APM)

第24回定例研究会

2014/12/13(土)12:00-17:00 @東銀座
参加者21人(うち話者10人、見学者2人)。
終了後に忘年会。

【内容】
・LSの仕掛けタイミングを騰落レシオと日経平均先物の変動率から考察(HRO)
 急落、急騰局面でLSを仕掛ける仮説を立て、騰落レシオの一定の範囲でシミュレーションを行い、日経平均先物の変動率とともに考察し、最適投資タイミングについて報告した。

・商品先物のパラボリック戦略、日経225オーバーナイトロジックの検証(MRI)
 東京ガソリンと東京白金の過去6年間の日足データをもとにして、トレンドフォロー型指標のパラボリックを使ったドテン売買を考察した。
 火曜日・水曜日の夜間取引の特異性について検証した。

・TOB投資について(B)
 TOBの投資について、TOBの種類別に投資実例を元に解説した。

・窓埋めの法則を利用したスイングオプション戦略(CHN)
 日経225先物の窓埋めの傾向を調査し、その性質を利用した具体的な手法を紹介した。

・月末アノマリーを利用したロング戦略(MOG)
 月末から翌月月初にかけてのアノマリーを利用して先物とOPのいろいろなロング戦略の優位性を検証した

・インカムゲイン投資の紹介(YMK)
 インタラクティブブローカー証券を使った高利回り債券、REIT,モーゲージリート等への投資を紹介。
 アセットクラス間の相関や各商品のリスク特性を考え、安定収入を目指す手法を紹介。

・225デイトレードの検証結果(SRU)
 NSの順張りトレードの、保有時間・曜日分析・4区分分析。
 天体アノマリーロジックの検証結果

・消費税還付(sak)
 消費税の還付方法の手法を説明した。

・オプション取引のための自己ツールの紹介(TRO)
 オプショントレードのために必要な指標計算とポジション・損益把握およびシミュレーションのための自己作成ツールを発表。

・αスプレッド(MNA)
 低リスクで放置可能な、新発想のスプレッドを考案。

【コメント】
今年最後の定例研究会だった。
初めての発表の人も何人かいたが、しっかりと準備して発表をしてくれた。
在籍年数の長い人は、当然高いクオリティの発表をしてもらう必要があるので、今後は基準を厳格にしていきたい。
忘年会では、久々のメンバーも集まり盛り上がった。
来年からは管理人業務に力を入れて、よりレベルの高い会にしていきたい。
(APM)

第23回定例研究会

2014/9/20(土)12:00-17:00 八重洲
参加者19人(うち話者9人、見学者2人)。
終了後に飲み会。

【内容】
・132バック&レシオについて(PCH)

 権利行使価格間の鞘をとる戦略。
 その活用法と欠点について。

・SQ日までの残存日数と日経平均の変動幅分析による、SSGの仕掛け・決済に関する一考察(MAC)
 SQ日までの残存日数と日経平均の変動幅分析による、SSGの仕掛け・決済についての考察を発表。

・VIX売りタイミング(MNA)
 VIX売りに適した時期を、シンプルな指標で判断できること示した。
 また、ボラティリティー急上昇時に売りポジションを避けるための、テクニカルを考案。

・SQ前日のおみくじ買い戦略検証(AKY)

 SQ時点の相場動向によって、その損益が天と地ほど変わることを過去データで示した。
 チャンスの大きい時には多く、小さい時には少なく買い建てする手法を紹介した。

・先物オプション取引での留意点(NKG)

 先物オプション取引での留意点を過去の経験から特に迷いやすいオプション価格の特異性と原資産との兼ね合い等を、実際の売買での留意点として発表した。

・サブ口座での少額資金半放置運用戦略について(BOL)

 アベノミクス以降の相場環境における、調整や操作を最小限にする戦略をより適正に運用する方法について考察した。

・日経VI先物の基本情報とオプション取引との組み合わせ(AGT)

 日経VI先物の基本情報とオプション取引との組み合わせについて解説した。

・権利行使価格の違いによる勝率と損益率の変化について(YMG)

 オプション1枚のみを保持するシンプルな戦略を仮定して、権利行使価格の違いによる勝率と損益率の変化を自作ツールで検証した。

・変則カレンダーのエントリー(APM)

 変則カレンダーのエントリーに有利な条件について考察した。

第22回定例研究会

2014/6/21(土)13:00-17:00 銀座
参加者16人(うち話者6人、見学者4人)。
終了後に飲み会。

【内容】
・先物GAPトレード(MGU)
 先物にGAPが生じたときのトレードの優位性を検証した

・IPO投資について(B)
 IPOの配分にいて、配分ルール、配分実績、注意事項を発表した。

・日経225オプションの検証(OKZ)
 下記の項目を検証した。
 毎日オプション売ったら死ぬのか?
 SQ前日のオプション買いは?
 ダイナミックヘッジって儲かる?
 
・SQ一週間前のストラドルとストラングルの比較(AHO)
 複数のケースを比較して検証。

・LSの仕掛けタイミング(HTR)
 N225先物の動きを分析し、最適な仕掛けタイミングを探り、LSの損益を検証

・SSと相性の良い、買い戦略(MNA)
 デルタフラット・ベガフラットでかつセータ負けしにくい、safetyな戦略を考案。
 リスクリワードレシオの高い日経VIアノマリーについて紹介。

第12回海外トレード研究会

2014/5/31(土)13:00-17:00 銀座。
参加者10人(うち話者5人)。

【内容】

・ビットコインについて(YMG)
ビットコインの仕組みについて解説し、指摘されている利点や問題点などについて概観した。

・海外の高配当銘柄の紹介(FLP)
世界に目を向けて様々な高配当株を検証。

・白金の年末動向を利用した手法(CYN)
白金の年末年初の特徴的な動きから利益を出す手法をイグジットタイミングを分けて検証し、リスクとリターンを調整出来る手法として紹介した。

・FXでのフィボナッチリトレースメントと貴金属先物相場の最近の動向(MRI)
EUR/CHFをフィボナッチリトレースメントを使った分析と、最近の金・プラチナ・パラジウム先物相場について。

・確定拠出年金を使った海外投資の検証(APM)
現在凍結されている特別法人税など全てのコストを加味した上でシュミレーションを行い、有効性を検証した。

第21回定例研究会

2014/3/8(土)13:00-17:00 銀座
参加者13人(うち話者6人)。

【内容】
・短期逆張りカバコ手法の検証(CYN)
 直近の相場で成果を上げているカバードコール手法を過去5年分のデータをもとにバックテストを行い、その優位性の有無を検証した

・25日移動平均線乖離率とPUT戦略(MRI)
 プレミアムの移動平均線乖離率チャートを使用して、プット買い・売りの両建て戦略について報告した。
 プット買いを仕掛けるタイミングのルール化が今後の課題である。

・カバードプットとバックスプレッドの戦略(RKN)
 カバードプットによる相場の下落上昇暴騰の戦略的考察とバックスプレッドによる戦略意義を考察した。

・災害対策(SAK)
 東日本大震災から約3年、これから起きるであろう災害に対する考え方をまとめた

・OP自動売買をSSで行う場合の考察(AKY)
 考案したショートストラングルの自動売買ロジックと、青天シミュレータでバックテストした結果について報告した。

・カレンダースプレッドにおけるベガ補正について(AGT)
 期近カレンダーをベガフラットで組成し、相場が大きく動いたケースを検証
 最近の期近と期先のIV変化差異を算出し、ベガ補正が適切か考察

第11回海外トレード研究会

2014/2/15(土)13:00-17:00 銀座(メンバーのオフィス)。
参加者12人(うち話者5人)。

【内容】

・日経先物の月末アノマリーの考察(MOG)
日経平均先物の月末アノマリーを分析し、売買のタイミングを考慮して優位性を検証した。

・東京ゴムのアノマリーについて(B)
東京ゴムのアノマリーについて分析し、過去の値動きを検証した。

・バイナリーオプションの特性と戦略に関する考察(BOL)
新規制が適用されたバイナリーオプションの各種商品の特性と現状を報告し、戦略等を考察した。

・暴落時買い戦略の検証(MNA)
高IV時にSPYオプション買いを行い、ほぼノーリスクで利益を上げる方法を考案。

・VIXでどこまで収益を伸ばせるか(FLP)
VIXのエントリータイミング、ヘッジの有効性を検証し、どこまで収益が高くなるのかを示した。

【コメント】

大雪の影響で中止も考えたが、遠方の方も含めほとんどの方が無事にたどり着けた。
今回はMNAさんとFLPさんの発表が非常に盛り上がったように思う。
MNAさんの発表はアイデア段階で聞いた時点から、抜群に面白かったが今回はそれを実際のデータで検証してくださった。
更に続編があるとのことなので非常に楽しみ。
FLPさんも、にわかには信じられないくらい(笑)非常に興味深い検証結果を公開してくださった。
話者が少なかったので時間があまるかと思われたが、いつも通り盛り上がり結局ほぼ時間通りで終わることが出来た。

第20回定例研究会

2013/12/14(土)13:00-17:00 八重洲(ルノアール)。
参加者20人(うち話者6人、見学者2人)。
終了後に忘年会。

【内容】
・インデックスに基づいたオプション損益の振り返り(FPN)
 オプションのインデックスを用い、オプションにかかる原価を算出した。
 同時に今年がいかに難しい年であったことを明らかにした。

・ベガフラカレンダーとレシオの相違点について(PCH)
 ベガフラットカレンダーのガンマとベガの耐性についての検証と証拠金の推移。

・従前のトレード振り返りと、今後へ向けたリスク指標等の考察(BOL)
 IVと日経の相関等、相場環境の変化への対応を目指し、skewとkurtosis、高次greeks等を考察した。

・Vomma+戦略についての検証(APM)
 Vommaをプラスにした戦略をIV急騰時に行うとどうなるかを検証した。

・遺伝的アルゴリズムについて(YMG)
 GA/GPの基本概念から、トレードへの応用として売買ルールの生成や検証を自動化する手順を紹介した。

【コメント】
 今年最後の研究会で、終了後は忘年会で盛り上がりました。
〔APM〕

第10回海外トレード研究会

2013/11/23(土)13:00-17:00 銀座(メンバーのオフィス)。
参加者12人(うち話者6人)。

【内容】
・太陽光発電投資の有効性について(SAK)
 太陽発電の投資効率についての発表を行った。
 投資先の分散の考えからは、一つの方法であるが、早いうちの投資がよい。

・VIXトレード戦略(CHN)
 VIX先物のタイムディケイを利用した手法とイベント後のボラドロップを利益につなげる手法の検証をそれぞれ行い、その結果を報告した。

・ゴールドとゴムのトレード分析(MRI)
 Y金とNYダウの相関関係、NY金と東京金の相関関係、NY金とVIX指数の相関関係を検討した。
 一目均衡表を使った東京金の取引結果と東京ゴムのアノマリーについて考察した。

・ナンピンと資金管理(MA)
 計画に基づき適切な資金管理を行えば、予想外の相場の変動(リーマンショック)があったとしても、破綻することなく、利益をあげることができることを実証した。

・VIXトレード(APM)
 一定の条件のもと、VIXをトレードした時の成績を検証。

・Excelによるオプションツール作成
 楽天RSSとExcelのみの構成で、市況情報の取得とGreeks計算を行う方法について説明した。

第9回 海外トレード研究会

2013/8/31(土)12:00-17:00 銀座(メンバーのオフィス)。
参加者12人(うち話者6人)。

【総評】
話者の人数が少なかったので時間が余ってしまうかと心配していたが、逆に盛り上がりすぎて時間をオーバーしてしまった。
いくつかの発表は実践的で即試せそうな内容であった。

【内容】
①バリアンスを利用したフォーワードボラティリテ(MNA)
 バリアンスを用いてフォワードボラティリティを計算し、限月間の歪みを取る戦略について考察した。
 リーマンショック・ギリシャショックなどの急激な変化にも、安定的なパフォーマンスを示した。
 
②米雇用統計発表週の通貨オプション戦術について(SAK)
 米雇用統計時における、通貨オプションを利用した有効な戦術についての考察

③アノマリーの検証と活用法(MOG)
 各商品(FX、米国株価指数、日本株指数)のアノマリーの検証と活用法について考察

④最近の金相場動向と、消費税鞘取りの考察(BOL)
 国際情勢を受けての金相場の動向と、消費税増税時の様々な鞘取り方法の考察

⑤()
 
⑥VIX先物について(FLP)
VIX先物の値動きの傾向を主成分分析で解析。主要な値動きに対する有効判定、検証を行った。